【インフォマーシャル〈出稿量データから見る商品戦略〉】第2回 健食2社の出稿グラフに規則性

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 1日に何千分、何万分と流されるインフォマーシャル。よく見る商品もあれば、たまに目新しい商品も登場する。しかし、どんな商品も放送回数や放送分数、放送時期などをじっくり調べてみると、売れる理由や各社の戦略・努力が見えてくる。今回は夏に出稿量が増える「タマゴサミン」と、商品をかわるがわる出稿するやずやの出稿戦略について考える。

■目を引く出稿グラフ

 インフォマーシャルの出稿量をみたとき、圧倒的に放送回数が多いカテゴリーが健康食品だ。その回数は1カ月に4000回前後となっている。次いで多いコスメ関連や美容・エステ・健康器具関連の放送回数がそれぞれ2000回弱。それらと比較するだけでも、消費者の健康食品に対する興味がいかに高いかが分かる。つまり、健康食品はインフォマーシャル激戦区といえるだろう。
 もちろん商品も多岐にわたる。ロコモティブシンドローム対策、滋養・強壮、青汁、生活習慣病予防、美肌対策などさまざまだ。
 健康食品の各商品の出稿数をグラフ化して分析したところ、一部商品の出稿方法にユニークな特徴があることが見えてきた。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月9日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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