太陽光・蓄電池をドアツードアで訪問販売するエネアイ(本社東京都、田中昭二社長)は丁寧な製品説明をもとに成約率9割以上を実現させている。
18年5月に創業した同社は新電力の代理店業務も行っている。蓄電池を販売する際に、手ごろな価格帯の新電力会社との契約を併せて勧め、蓄電池の販売につなげている。新電力と契約した場合、電気が安い夜間に蓄電し、高い時間帯に放電することで高い費用対効果が得られることなどを説明する。
東京都足立区が提供する太陽光発電システム取扱店紹介制度「そらとつながるお店」で紹介されたことで、同社に対する太陽光の設置に関する相談も次第に増えてきているという。
また、8月から10月末までの期間限定で、5人に1人が当たるプレゼントキャンペーンも実施している。また、30万円相当の、AI機能付きで、歌を歌ったり会話を楽しめる人型ロボットをプレセントするキャンペーンも実施している。製品を設置した後に、田中社長自ら顧客宅を訪問し、ロボットをプレゼントして顧客との信頼を築き、新規の紹介にもつなげていく。
田中社長は「来年度は支店を開設する予定だ。顧客とのつながりを増やすため、営業やアポインターを増やす必要がある。施工も現在は外注しているが、将来的に自社で行えるようにしていきたい」と話す。
〈企業データ〉
創業 18年5月
商材 蓄電池・太陽光・外壁
販売方法 訪問販売(ドアツードア)
【今週の初登場】 〈エネアイ〉契約成立率9割越えに
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。