【ヒットの秘密】 女性目線で作った生理用品〈「ナチュラルムーン」〉/販売数は毎年1.5倍で伸長

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開発担当者の平田真子氏

 ヘルスケアや化粧品、生活雑貨などを販売する通販サイト「グリーンパックス館」の運営を行っているG―Place(ジープレイス、本社京都府、山中利一社長)が2012年9月から販売している、コットン100%のトップシートを使用した生理用品「ナチュラムーン」の売れ行きが好調だ。発売以来、毎年1.5倍のペースで販売金額が増加しているのだ。
 同社は「ゴミ袋」に関する事業で創業した。以来、「何かを捨てるという行為を極力少なくする」ということを指針の一つとして掲げているという。
 同社が、生理用品の取り扱いを始めたのは09年。環境負荷が少ない生理用品として「布ナプキン」の仕入れを開始した。発売から1年が経過した頃には、「石油系のポリマーを使用しないオーガニック系の生理用品が作れないのか」という要望が、同社に寄せられるケースが増えてきたという。そんな声を受けて開発したのがナチュラムーンだとしている。
 開発に当たっては、市場調査を実施。海外からも生理用品を取り寄せ、調査を行ったという。調査と並行して、同社がオリジナルで開発中の生理用品の製造を行ってくれる工場も探した。半年以上かけて2社見つけ、試作品に取り掛かるなどしたという。11年からは2カ月に1回、試作品を作ってモニタリングを実施。12年9月に発売にこぎつけたとしている。
 発売当初の商品数は6SKUだった。利用者の声を商品開発に反映させ、現在は40SKUを扱っている。

「ナチュラムーン」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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