【ヒットの予感】 スキンケア発想で品質訴求〈「BULK HOMME」ヘアケアシリーズ〉/ブランド基盤生かし出足好調

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3アイテムを展開している「BULK HOMME」ヘアケアシリーズ

 メンズスキンケアブランドを展開するバルクオム(本社東京都、野口卓也CEO)が12月に発売した「BULK HOMME」ヘアケアシリーズの出足が好調だ。バルクオムはECをメインとしたスキンケアブランドを展開している。ヘアケアシリーズもECで先行発売したが、本格発売と同時にリアル店舗への展開を加速。発売1カ月で300店以上に販路を拡大した。
 ヘアケアシリーズでは3アイテムを展開している。男性向けのシャンプー「THE SHAMPOO(ザ・シャンプー/税別3000円)」、ヘアトリートメント「THE TREATMEN(ザ・トリートメント/税別3000円)」、頭皮用美容液「THE SCALP SERUM(ザ・スキャルプ・セラム/税別2500円)」だ。
 商品の製造を担当したサティス製薬の山崎智士社長は、「髪の課題はずっと変わっていない。洗い方で改善できるが実際は難しい。バルクオムのヘアケアは強い粘りの泡で、もみ洗いのような効果が期待できる」と説明する。
 フェイスケアも展開してきたブランドだけに、頭皮も顔と一続きの肌であるという認識のもと、製品を開発したという。
 製品力だけが出足好調の要因ではない。これまで男性に特化したスキンケアブランドとしてブランディングに注力してきた。スキンケアを展開する構想は創業時からあったというが、スキンケアブランドとしてより品質の高いブランドイメージを根付かせるために、フェイスケアやボディーケアからリリースしていったという。
 品質の高い男性向けスキンケアブランのイメージを広め、さらにリアル店舗との関係性を構築した上でヘアケアを投入したのだ。そのため、ネットで人気のヘアケアブランドを取り扱いたいリアル店舗からの引き合いを集めることにも成功し、一気に取扱店舗数を拡大することができた。
 野口CEOは、「19年中には1000店舗にまで取扱店舗を広げ、将来的には3000店舗以上に拡大したい」と意気込む。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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