【カタログから分析 通販会社調査隊】〈188〉 北海道キヨスク「北の特急便」/道外顧客を獲得、売上40%増

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 北海道の名産品を実店舗とカタログ・ネットで販売する北海道キヨスク(本社北海道、栗原進社長)は、16年3月の東北・北海道新幹線の開業を機に、道外の顧客を獲得している。新幹線内のシートポケットにカタログを設置し、乗客にアプローチ。17年3月期の通販売上高は、前期比約40%増となる1億3000万円だった。
 通販カタログ「北の特急便」は、カニなど魚介類や農産物、菓子類といった北海道の名産品を約300品目掲載している。新幹線の開業前は、顧客のほとんどが北海道民だった。現在は全体の約6割を道外顧客が占めている。
 土産品を販売する実店舗「北海道四季彩館」を道内に約10店舗運営。「店舗にカタログ掲載商品を陳列するコーナーを設けている。カタログを見た道外のお客さまが買い物をするケースもある」(キヨスク事業部)と言う。


(続きは、「日本流通産業新聞」4月5日・12日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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