【カタログから分析 通販会社調査隊】166 「家庭画報セレクション」/顧客層拡大へ誌面刷新

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 世界文化社(本社東京都、鈴木美奈子社長)が年に4回発行している通販カタログ「家庭画報セレクション」。衣と住にまつわるアイテムを総合的に取り扱い、60~70代の女性が中心顧客層となっている。
 A4サイズで毎号約132ページ建て。出版社のノウハウを凝縮させた上質な誌面作りが特徴だ。バッグなどファッションアイテムが人気という。
 今年2月に誌面を刷新した。既存の顧客層を大切にしながらも、一世代下の女性の顧客獲得を進めたい考え。「さらに若い世代のお客さまにも楽しんでもらうため、例えば40代の人が見ても違和感のない誌面作りを心掛けている。新たな顧客層の獲得は着実に進んでいる」(岡部徳彦上席執行役員)と話す。
 誌面刷新のポイントは、(1)雑誌「家庭画報」との連動性強化(2)読み物風の誌面作り(3)価格帯の拡大ーーーの3点。今年の春号では、「家庭画報」に掲載された京都特集と連動した企画をカタログで掲載。今後も雑誌とカタログの連動性を強化し、付加価値を生み出すことで新規顧客の獲得にもつなげていく。
(続きは、「日本流通産業新聞」9月21日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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