【カタログから分析 通販会社調査隊】159 「SEI SHOP(セイショップ)」/顧客の防災意識を刺激

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 セイエンタプライズ(本社東京都、平井雅也社長)は、防災グッズを販売する通販カタログ「SEI SHOP(セイショップ)」を年1回のペースで不定期発行している。
 33ページ建ての構成で、備蓄食、水、自転車、救命ボート、防護マスクなど約100商品を掲載。災害時だけでなく、普段使いできる商品のセレクトを意識している。
 25年間備蓄できる「サバイバルフーズ」のほか、発電機能を備えた「防災する自転車」などが売れ筋となっている。今年1月に発行したカタログ最新号の表紙には〝復興のシンボル〟として、東日本大震災で被災した宮城県女川町の新駅舎から見た街の風景を掲載した。
 主要な顧客層は50代以上の男性。「経済的に余裕のあるシニア層や、家庭を持って防災意識が高まった人などがコアとなっている」(広報)。幼稚園、保育園、行政など法人顧客も多いという。
 カタログは既存顧客約1万人に発送している。

(続きは、「日本流通産業新聞」7月27日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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