【カタログから分析 通販会社調査隊】140 岩本食品「うめ」/リスト作りに店舗活用

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 梅干しメーカーの岩本食品(本社和歌山県、岩本公作社長)は、直営店の来店者を中心に、自社製品の通販カタログを年4回送付している。直営店には、観光客をリスト化するためのさまざまな仕掛けを用意している。
 同社は1906年、南高梅の産地として知られる和歌山県南部市で創業。1916年から梅干しの製造を開始した。現在はカタログ通販を中心に、ECや直営店で梅加工食品を販売しており、百貨店向け卸しも行っている。
 同社では、カタログの大半をDMで送付する。顧客リスト作りには、南部市にある直営店が一役買っている。
 南部市は梅の生産量日本一を誇り、梅の開花や収穫の時期には多くの観光客が訪れる。同社の直営店は、観光バスが立ち寄る人気スポットになっている。直営店には年間1万人、繁忙期には月間2000~3000人が訪れるという。
(続きは、「日本流通産業新聞」3月2日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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