【スリーピース 金華社長】 <6月19日付で新社長に就任> 語学の強みを生かし、組織拡大目指す(2023年7月27日号)

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 健康食品「フコイダンDX」や美容ドリンク「無限の美しさeight」を商材にネットワークビジネス(NB)を展開するスリーピース(本社宮城県)は、設立17年目の6月19日付で、金華新社長が就任した。金社長は中国生まれで、中国語、韓国語、英語、日本語の4カ国語を話せる「クワドリンガル」。音楽大学を卒業後、貿易の仕事に従事し、英語や音楽関係の学習塾を経営してきた。その後、インフラ系の外資系NBでリーダーとして活動後、スリーピースに入社したという。金社長に社長就任の経緯や今期のビジネス戦略について聞いた。

 ─スリーピースの社長に就任した理由は。
 4年前に糟谷会長との出会いがあった。その当時は自分の仕事があり、スリーピースに関わることはなかったが、22年に糟谷会長と再会し、スリーピースという会社を改めて知ることができた。糟谷会長の「子供たちから見て、なりたいと思う大人になる」という考え方に共感した。
 スリーピースでは、会員向けに福利厚生サービスを提供するなど、感謝の言葉が生まれる環境を17年間ずっと作り続け、会員だけでなく、その家族にまで笑顔を与えていることに感動した。教育関係の仕事をしてきた経験もあり、スリーピースと一緒に学びながら、私自身の経験をプラスアルファすればシナジーが生まれると感じた。
 社長に就任するまでの期間は、糟谷会長の取り組みを間近で学んだり、スリーピースに関わる人たちの声を聞いてきた。今春からは本格的に現場の活動に携わり、リクルートを始めて東京や大阪、沖縄、韓国、中国、シンガポールの人に声を掛けている。
 私の一番の強みは、中国語・韓国語・英語・日本語の4カ国語を話すことができ、各国の文化を理解していることだと思う。この強みを生かしてスリーピースで活躍したい。
 ─24年3月期に展開する施策を聞きたい。
 福利厚生サービスをきっかけとして、何か新たなことをスタートしたり、自分の将来の夢や目標につなげてほしいと考えている。
 私自身がこれまで培った経験を生かし、福利厚生サービスの一環として、「オンライン英会話教室」を今年6月から開始した。自分の意志を英語で伝える楽しさを知ってもらい、英語に興味を持つきっかけにしてほしいと考えた。さらに、中国語と韓国語の教室、ピアノや音楽に関する講座も今年8月以降に開設していく計画だ。
 また、海外4カ所、国内6カ所に展開している宿泊施設「リゾート」については、

(続きは、「日本流通産業新聞」7月27日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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