【ナチュラリープラス 名越 隆昭 社長】第二創業で組織拡大に注力/悪材料は一掃、反転攻勢へ

名越 隆昭 社長

 ナチュラリープラス(本社東京都、名越隆昭社長)は、10月から第二創業と位置付けて、製品のバージョンアップや共済をスタートさせるなどして組織拡大に注力する。昨年12月に新規登録を再開したものの、会員登録は横ばい状態が続いたという。しかしそこで底を打ったかのように7月以降は増加に転じており、この勢いを加速させたい考えだ。9月30日に開催する「ナチュラリープラス フェスタ2017」を目前に控えた同社の名越社長に、業績の推移や今期の施策について聞いた。

 ーーー17年8月期決算における日本の売上高は。

 まだ完全にまとまっていない。前期と比較して30数%減というところで着地する見通しだ。新規会員数は昨年12月以降、6月までは月に約2000という推移だった。7月に入ってからは徐々に増加する傾向となり、期末となる8月は3000人超えまで回復した。
 要因はさまざまあるだろうが、悪材料が一掃できたというところだろう。都道府県別に分析してみると、純増・純減にバラつきはある。東北地方、中国地方、九州地方が比較的伸長している。
 製品の売上比率は例年と変わらず「スーパー・ルテイン」「イズミオ」が同程度。伸び率では、ビューティケア製品の「オラージュ」、美容ドリンクの「AND(エー・エヌ・ディー)」が高く、バージョンアップした美容関連製品の売り上げが伸びた。

 ーーー10月に正式発売する新製品について。

 機能性美容液「リフタント」を完全リニューアルして発売する。「上昇の美、咲き誇る。」というキャッチコピーを付けた新製品は、発酵ハス種子「白蓮」など選りすぐりの4成分を新たに加えて、19種類の美容成分を配合する。非常に高いスペックに仕上がったと自負している。この化粧品1本でビジネスを進められるのは非常に魅力的だと思うし、休眠会員の掘り起こしのための武器になると自負している。
 今回、初の試みとして外部調査会社にリサーチを依頼した。調査対象は非会員で、毎月5000~3万円を美容に投じている、美に対する意識の高い35~59歳の一般女性110人。製品名を伏せたコンセプトシートを提示したところ、10人中6人は「もっと話が聞きたい」と回答し、10人中3人はなんと、「話は聞かなくてもいい。すぐに製品を買いたい」と答えたという予想を上回る好結果が出た。実際に製品使用後の結果も良く、自信を持って売れる製品に仕上げられたと思う。
 正式発売の前にサンプル販売を実施した。税込540円に設定して用意した1万個のサンプルは即日完売してしまうほどの人気で、期待の高さを十分感じることができた。
 そしてヘアケア・ボディケアライン製品の「ルーテ」は、内容をバージョンアップした。11年3月に発売して以来、内容をバージョンアップするのは初めてだ。最大の特徴は、加齢臭を含めた臭いにフォーカスしたこと。男女問わず、年を取るにつれて放つようになる臭いをケアする製品として開発した。

 ーーー新たな事業軸として展開する「UNIVAソーシャルプロジェクト」の概要について聞きたい。

(続きは、「日本流通産業新聞」9月28日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ