【DIRマネジメントグループ ブライアン・カイ 代表】中国市場の現状は/85社が営業、4兆円規模に

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 中国国内のダイレクト・セリング(以下DS)企業のコンサルティングやDS業界専門誌の発行、世界市場のリサーチ業務などを2004年から行っているDIRマネジメントグループ(本社湖北省武漢市、ブライアン・カイ代表)は、6月18日から20日にかけて第10回世界ダイレクト・セリング・ブランド・フェスティバルを武漢市のウェスティンホテルで開催した。中国政府からはダイレクト・セリングの監督官庁の担当者やDS企業のほか海外の業界団体など260社・約1000人が参加した。イベントを主催したカイ代表に、中国市場の現状と今後の見通し、外資系企業が中国で事業展開するためのライセンス取得の条件などについて聞いた。日本からは(一社)全国直販流通協会(事務局東京都)が参加した。


 ーーー中国のDS市場は順調に拡大している。過去5年間の市場規模の推移について聞きたい。

 ブライアン 2012年は13%の伸び、13年は41%、14年は28%、15年は20%、16年は12.4%と順調に成長している。どんどん進出している外資系企業から学んで国産企業が次々と立ち上がっている。現在85社がライセンスを得ており、商務部から認可を受けてサービス拠点を準備中の企業が7社ある。市場規模は約4兆円だ。
 政府が中医学を海外展開していく方針を打ち出しており、中医学の拠点作りと連動してDS企業が海外進出していくことが期待されている。
 また、DSの原点に立ち返るために、企業トップも販売員も自らの心をみつめ、世界をみつめ、課題を深くみつめ、使命を見い出し企業も個人も再構築して出発できるようDS業界を啓発していきたい。

 ーーー外資系が中国に進出するにあたってライセンスを取得するには、どのような条件を満たす必要があるのか。

(続きは、「日本流通産業新聞」6月29日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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