【サンベール濱松治社長】愛用者が支える堅実な経営を /創業15周年を迎え次のステップへ

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 ムコ多糖を原料とした健康食品・化粧品のネットワークビジネス(NB)を展開するサンベール(本社東京都)は、今年で創業15周年を迎えた。「堅実な経営」をモットーに売り上げを伸ばし、16年9月期には売上高10億円を達成した。大手企業の子会社社長の経験も持つ濱松治社長に、同社の経営方針と今後の展望を聞いた。

 ─現在の会員数と売上高を教えてほしい。
 当社の会員数は約4万人。そのうちアクティブ会員は約1万人だ。女性が中心で、平均年齢は約60歳。会員のうち95%が愛用者だ。
 16年9月期で売上高が10億円に達した。同時期に設立された会社と比べて極めてゆっくりとした成長だが、これも愛用者に支えられたお陰だと考えている。
 ─サンベールを設立した経緯は。
 NB業界に入る前は、大手電機メーカーで現地法人の社長を務めていた。あるNB主宰企業でトップリーダーだった義理の姉から紹介を受けて、その会社の主力商品を海外から仕入れる子会社の社長に就任した。しかし、急速な売り上げ拡大を求める親会社の方針と、私の考えが合わず、11年に独立してサンベールを設立した。

(続きは「日本流通産業新聞」11月24日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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