【ニナファームジャポン 山田安宏 副社長】正しいリクルートで業績達成を目指す

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山田安宏 副社長

山田安宏 副社長

 ニナファームジャポン(本社東京都、那須みずほ社長)は17年3月期に創業10周年を迎える。NB事業開始から、9期連続で増収を達成。全国で展開するサロンや会員向けのスキンケアコーディネーターの有資格者が増え、スキンケアの売り上げも後押ししている。「正しいリクルートで業績を伸ばす」と話す、山田安宏副社長に聞いた。



■月商平均4億円を維持

ーー2016年3月期業績について聞きたい。

 「売上高は前期比9.8%増の50億5000万円だった。全ての月で前年同月を上回り、月商平均4億円を維持できた。特に、8月と3月については、年2回の大きなキャンペーン施策が奏功し、3月の月間売上高は6億5000万円で過去最高を記録した。年2回のキャンペーンに合わせた動きがフィールドに浸透している。毎月安定しているのはお客さまに対する基礎がしっかり構築できているからだ。客単価が上がり、リーダーを中心に独自のキャンペーンを組み合わせていることが成果につながっている」


ーーフィールドの意識も変わってきていると聞く。

 「最近感じるのが、リーダーを中心に主体性が出てきたことだ。会社が会員に『これをやって欲しい』と要求するのではなく、会員から『これがやりたい』と求める意識に変化している。当社では、リーダーが集まる場で、積極的に会員の意見や要望を聞くようにしている。当社としても意見を聞くことを重視している。寄せられた意見を全て実行できるわけではないが、中にはわれわれでも気付かなかった画期的なアイデアも出る。企業というのは理念や方針に従って経営を進めていくものだ。方針を組み立てる際に会員の意見を吸い上げて反映させたことが成果につながっている」


(続きは、「日本流通産業新聞」6月30日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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