フェリシモは1月24日、同社が新規事業として運営に携わる展望施設「神戸ポートタワー」の年間来場者数が31年ぶりに50万人を突破したと発表した。同社は24年4月26日から、屋上デッキ、展望フロア、低層2~3階の共有フロア、低層1階エントランス、チケット売り場を運営している。「神戸ポートタワー」のプロデュースに携わった、神戸ポートタワー事業部 部長 事業推進マネージャー・富田浩幸氏に「神戸ポートタワー」の運営方針や今後の展開を聞いた。
■体験型コンテンツ拡充
─フェリシモの新事業として順調に成長しているが、手応えは。
「神戸ポートタワー」の運営は、思い入れも強く全社で注力している事業だ。自分自身も「神戸ポートタワー」に憧れもあり、大好きな施設。これまでにいくつものポップアップやコンセプトストアといった実店舗の立ち上げを手がけてきた経験を生かして、プロデュースを担当してきた。
体験型コンテンツの設置、営業時間の延長、地域を巻き込んださまざまな企画により、国内外から幅広い世代の人に来てもらっている。阪神・淡路大震災から30年の節目の年に50万人を達成できてうれしく思っている。
─コンセプトの「brilliance(ブリリアンス)-赫(かがや)き」をどう体現しているのか。
中に入って楽しめるコンテンツを増やすことを意識した。リニューアル前の「神戸ポートタワー」は、高所のためネットワーク環境も整っていなかった。全国や海外から来てもらうための取り組みが必要だと考え、イベントや館内施設をプロデュースしている。
例えば展望層3階は、国内で貴重な存在となった「回転フロアー」を活用し、360度の神戸の景色を眺めながら楽しめるカフェバーを開設した。年配の方には懐かしく、若年層には新鮮な施設として好評だ。
展望層5階の「Brilliance Museum―光のミュージアム」は、光をテーマとした作品を展示しているが、写真や動画を撮って楽しめるような仕掛けもしている。神戸の「ネオハイカラ」をイメージしたネオンアートや、壁に手を触れると花火が上がるインタラクティブアートなど体験型のコンテンツにこだわった。
これまでは入れなかった屋上デッキも解放し、海と空の景色を存分に楽しんでもらえるようになった。
■タッチポイント創出
─フェリシモの既存事業を生かせている部分は。
(続きは、「日本流通産業新聞 2月13日号で)
【フェリシモ 神戸ポートタワー事業部 部長事業推進マネージャー 富田浩幸氏】 <神戸ポートタワー事業の手応えは?> 年間来場者が31年ぶり50万人突破(2025年2月13日号)
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