【ナチュラリープラス 田嶋隆志社長】/新規登録会員増にフォーカスする(2024年9月26日号)

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 ナチュラリープラス(本社東京都)は10月5日、横浜アリーナで恒例の「WORLD CONVENTION NATURALLY PLUS FESTA2024」を開催する。田嶋隆志代表取締役社長兼NPUSA CEOに今期の戦略と海外の状況について語ってもらった。

 ─23年8月期の売上高は前期比1.3%増の130億円(本紙推定)だった。24年8月期は、どのような見込みになるか。
 5%減になりそうだ。23年8月期の期末にキャンペーンを実施して、単月でキャンペーン売り上げ約10億円を達成したが、今期末はキャンペーンを行わなかったことに加え、製品価格の値上げ前の駆け込み需要も重なり、この二つが要因となった。
 ─製品別の売り上げ構成比は。
 「スーパー・ルテイン」ブランドは38.1%、「IZUMIO」は23.5%、「OLEMIO」が4.3%、「スーパー・ユーグレナ パラミロンARX」9.6%、ビューティケア製品が14.5%だった。ビューティケア製品は、タレントのあびる優さんを「NP FAN’S TV」に起用してブランディングを強化したため、構成比がアップした。


■「スーパー・ルテイン」好反響

 ─23年11月に機能性表示食品になった「スーパー・ルテイン」を発売したが、反響はどうだったか。
 目と認知機能という具体的な部位を挙げて訴求できることが、大きな反響となった。その結果、新規登録においてスタート商品に「スーパー・ルテイン」を選ぶ人の比率が約10%増となった。
 ─前期は、グローバルワンツリーの施策として、NPUSAにおけるチャイニーズマーケット(華僑)への挑戦とデジタル化の推進を行うとした。
 NPUSAでは昨年、新たなナショナルセールスマネージャーに、ウェンディ・リンダールを招聘した。米国の現地化をめざして、組織の運営を経験豊かな彼女に任せた。また、米国のウェブサイトをグローバルスタンダードにしていく。新規登録会員が紹介者を自分で選べるようにできるといった機能を搭載してリリースする予定だ。
 華僑マーケットに関しては、NP FAN’S TVやウェブサイトの言語を3カ国語(英語・日本語・北京語)対応にした。カスタマーサービスや帳票類、販促ツールも北京語に対応した。
 ─NPUSAの売上高はどうか。
 5%減の見込みだ。
 ─日本について。現在の有効会員数と新規登録会員数は。

(続きは、「日本流通産業新聞」9月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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