【ＮＢ健康食品 】 ”腸内環境”への高まりに期待感／”高い製品力”と”対面力”を強みに展開

　消費者の健康意識の高まりを受けて、健康食品を主力にするネットワークビジネス（ＮＢ）企業が製品の品質向上に力を入れている。ドラッグストアや通販では、割安の健康食品が数多く売られている。対策として品質を高めて差別化を図ると同時に、対面で商品説明できるＮＢの強みを生かしている。腸内環境を改善し、体温を高めて健康維持につなげるというコンセプトが増えていて、乳酸菌など腸内環境を整えることで注目されている素材を使う企業が目立ってきた。ＮＢは会員の７～８割はビジネスに関心を示さない製品愛用者で占めているのが一般的で、安定的な売り上げは確保できるが、組織拡大につながりにくい面もある。今回の特集では、健康食品を主力とするＮＢ企業５社の動向を紹介すると同時に、健康食品を取り扱うＮＢ企業のＭ＆Ａについて取り上げた。

（続きは、「日本流通産業新聞」３月２９日号で）