”自然派化粧品”を開発したいという化粧品会社は引き続き多い。ただ、”自然派”という言葉の意味するところは、各社によってまちまちだ。植物由来素材を多く配合していることを指す場合もあれば、ケミカル素材を一切配合していないことを指す場合もある。SDGsへの貢献を”自然派”と定義することもある。オーガニックの認証の有無や、ISO16128の自然指数で判断するという企業もあるようだ。日本市場には、欧米に比べると、「自然派・オーガニックであればそれだけで満足」という?信者タイプ?のユーザーが、比較的少ないといわれる。「自然派でありながら高機能、しかも使用感が良い」といった商品性が求められることが多いようだ。「自然派」と「機能や使用感」を両にらみする、ユーザーのぜいたくな希望をかなえる実力を備えたサポート企業を紹介する。
(続きは、「日本流通産業新聞」2月23日号で)
■掲載記事
・高研<「国産果実フリーズドライパウダー」>果実由来3素材をリブランディング/サステナブルなストーリー性備え
・岩瀬コスファ<「ケルケコア デュータンガム」など>自然派化粧品の開発に役立つ素材/優れた機能持つ3種を提案
・ <インタビュー> 東洋ビューティ 研究開発本部製品開発統括部第3製品開発部 水谷一博シニアリーダー/DB活用で多様な自然派化粧品を開発
・<インタビュー> ミリオナ化粧品 阪本雅哉社長/「雪解け水」を軸に多様な展開の模索も
・<インタビュー> 恵比須化学工業 大平淳史社長/オーツ麦由来の自然派3原料を提案
・<インタビュー> 東陽化成 平山友一常務取締役営業部長/メークからヘアケアまで?自然派?の要望に対応
・白井松新薬<「フレッシュシライマツ」「ネオバンブス」>独自の「乾留製法」で製造/多数の製品群を提案
・ニュートリション・アクト<「アルガンオイル」>ナチュラルな植物由来素材/SDGs対応素材としても注目
・<インタビュー> テクノビューティーサプライ 遠藤照夫会長/”シャンプーバー?OEMの売れ行き好調に
・東洋新薬<「三相乳化」>/自然派化粧品開発にも役立つ技術/?SDGs対応化粧品?の開発力向上にも注力
・<インタビュー> 実正 竹倉正徳開発部部長/「自然派でありながら効果高い化粧品」開発に自信
・ <インタビュー> ビタミンC60バイオリサーチ 林源太郎社長/「レピスタ」「フラーレン」?攻め?と?守り?の原料を提供
【自然派化粧品を開発するには】 「自然派で高機能」の商品開発をサポート(2023年2月23日号)
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