スペシャルティコーヒーの通販市場が大きな盛り上がりを見せている。22年に開催された展示会では、コロナ前を1万人上回る過去最高の来場数を記録。大手企業の参入も増えているという。市場拡大の背景には、デジタル化の影響も大きい。これまで属人的だった焙煎や抽出といった技術を、データとして共有できるようになったことが、製造量の増加につながっているようだ。保存技術の研究や、コーヒー豆を発酵させる技術の浸透により、?おいしいコーヒー?を安定して製造し、長期保存できるようになりつつある。今後も市場は拡大していきそうだ。
(続きは、「日本流通産業新聞」1月12日新年特大号で)
■掲載記事
・<”受け”から”攻め”の通販へ> 丸山珈琲 丸山健太郎社長/23年にはリニューアルを予定
・<世界一のコーヒーを世界に> サザコーヒー 鈴木太郎社長/保存技術を高めコーヒーに歴史を
・ディーシーエス/焙煎技術を可視化/職人技術をデータで共有
・ソルフレア/焙煎士のプラットフォームを/消費者とのコミュニケーションの場に
・<スペシャルティコーヒーの展示会を開催>日本スペシャルティコーヒー協会 秋本修治会長/展示会はコロナ前より1万人増に
・<22年の市場分析>CafeSnap 大井彩子社長/豆の付加価値がトレンドに
【コーヒー通販】 デジタル化と技術で市場拡大へ(2023年1月12日新年特大号)
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。