【通販・訪販向け決済〈訪販・NB〉】 トゥモロー総研〈訪販・NB向け 「CreSys(クレシス)」〉/NB企業にスマホ決済を提案/追加購入時に利用、ペイペイも

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 メディア広告や海外戦略サポートを手掛けるトゥモロー総研(本社東京都、矢部良社長、(電)03―6868―8744)は、ネットワークビジネス(NB)向けのウェブ申込みクレジットシステム「CreSys(クレシス)」に、非対面ウェブ申し込みシステムを新たに追加する。新型コロナウイルスの影響で、対面販売が厳しくなったため、非対面の決済機能を加え、NB企業の支援につなげる。
 「クレシス」は、トゥモロー総研が信販会社とシステム接続(API連携)することで、従来型の紙ベースのクレジット用紙をウェブ化することができる仕組み。非対面でも対応を可能にすることで、オンライン商談でも画面越しにクレジット申し込みができるようにした。信販会社のアスマイル(本社神奈川県)やライフティ(本社東京都)など、システム接続が可能な企業との加盟店契約手続きも引き続き提供する。
 トゥモロー総研では6月にスマホ決済のペイペイと包括代理店契約を締結。会員制ビジネスを展開する訪販・NB企業を対象に、「PAYPAY(ペイペイ)オンライン」の提供を開始した。ペイペイは、ユーザー数が3000万人を超え、加盟店数が230万、月に1億回の決済が行われており、多様な決済を取り入れたい訪販・NB企業への提案を進める。
 「ペイペイオンライン」をECサイトだけではなく、NBなどの会員制のビジネスを展開する業界にも決済インフラとして提供する。会員や顧客が商品をウェブサイトで追加購入する場合や、サロンや店舗で商品を購入する場合に、従来の信販やクレジットカード決済に加え、ペイペイの利用ができるようになる。コンベンションやセミナーなどのイベント会場でも利用できる。
 会員向けに追加購入できるオンラインサイト(ウェブ受注)がない場合は、トゥモロー総研が制作を代行することも可能だ。
 世間では、スマホ決済や後払い決済、クレジットカード決済といった非対面によるキャッシュレスのニーズが高まっている。トゥモロー総研の矢部社長は「提携する決済代行会社が提供する、ビザ・マスター、JCB、アメックスなどの国際ブランド決済も合わせて紹介することで、機会損失を防ぐことができる。訪販・NB業界のキャッシュレス化に貢献したい」としている。

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