【水宅配業界地図 2020】 宅配水市場は1600億円超、PW一強に

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 19年の水宅配市場の規模は、(一社)日本宅配水サーバー協会によると、推定で前年比9.4%増の1684億円だった。水宅配事業を展開するプレミアムウォーターを傘下に持つプレミアムウォーターホールディングスが一強となり、市場をけん引する形となった。プレミアムウォーターの水宅配に契約する顧客の数は、20年3月までに、100万件を超えると見られている。ともに2位のナックとアクアクララの顧客件数は48万件で、プレミアムウォーターが大きく引き離している。「リターナブル方式(自社で水ボトルを配送・回収する)」の企業の顧客獲得が停滞する中、プレミアムウォーターをはじめとする、「ワンウェイ方式(宅配会社に水ボトルの宅配を委託する)」の企業の躍進が進んだようだ。一方で、水ボトルの配送費の高騰が、各社の頭を悩ませる要因となっている。各社が協力し、水ボトルの輸送費を軽減する取り組みも進められている。

■掲載記事
・〈新規参入や業務提携が進む〉
・〈各社が物流費抑制に奔走〉
・プレミアムウォーターホールディングス/宅配水シェアNo.1/配送予定日などアプリで一括管理
・〈インタビュー〉ダイオーズ 大久保真一社長/クライアント企業に働きやすい環境を
・ナック(クリクラ)/次亜塩素酸水が付加価値/デザイン重視の新サーバーも
・富士山の銘水/安全性重視のサーバー/世界的デザイナーが製品監修
・ウォーターネット/「熱中症予防」で3度受賞/健康・備蓄・防災などの価値を啓もう

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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