全国直販流通協会/NB協議会、関西で初開催/今後は定例化も視野に

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(一社)全国直販流通協会(事務局東京都、亀岡一郎理事長)は8月21日、ネットワークビジネス(NB)協議会を大阪で開催した。同協会が関西でNB協議会を開催するのは今回が初めて。今後は、関西での開催を定例化していく考えだという。
 今回の会合には、大阪、山口、長崎から、NB事業者やNB支援会社など計6社が参加した。
 事務局は、現在消費者委員会の特定商取引法専門調査会で行われている、中間とりまとめに向けた議論の進捗状況について説明。「連鎖販売の事業開始にあたって無理なクレジット決済や借り入れを強要する行為に対する規制の導入」や「行政処分の効力の対象・範囲の拡大」「報告徴収や立ち入り検査の強化」などについては、同専門調査会に参加している委員から異論が出ていないことなどを報告した。
 また、行政処分や行政指導に対して不安を持つ事業者が少なくないことを考慮し、万が一、行政から呼び出された際に事業者が取るべき対応策についても説明を行った。
 その後、参加企業は順に、現場での勧誘方法についての会員指導をどのようにして行っているかを発表。事務局では、概要書面の会員登録前の交付を徹底するよう、改めて指導した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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