化粧品の通販事業を展開するWaqoo(ワクー、本社東京都、井上裕基社長)は6月29日、東証マザーズに新規上場する。同社はクレンジング化粧品「肌ナチュール」のD2C事業を展開しており、20年9月期の売上高は約45億円となっている。
ワクーは、2005年に「有限会社ぷらすぺっと」として設立。当時はペット用品を販売していた。2007年に健康食品・化粧品の販売事業を開始し、15年に商号を「株式会社Waqoo」に変更した。
現在は、クレンジング「肌ナチュール」を中心とした化粧品のD2Cを展開している。現在販売しているのは、スキンケア9品目、メーク1品目、シャンプー1品目。定期型通販で、ネット広告への出稿をメインに行っている。東南アジア向けの越境ECや、バラエティショップへの卸事業も展開している。
20年9月期の売上高は、前期比33.0%増の45億400万円だった。前期は7億9300万円の赤字だった経常利益から、10億800万円の黒字となった。
Waqoo/6月29日にマザーズ上場/クレンジングECで年商45億円(2021年6月24日号)
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。