オークローンマーケティング １５年３月期／前期比７％の増収／フィットネス機がヒット

オークローンマーケティング（本社愛知県、ハリー・Ａ・ヒル社長）の１５年３月期決算は、売上高が前期比７・０％増の６１１億１９００万円だった。フィットネス機器や調理器具といったヒット商品の出現が増収に寄与した。当期純利益は同２１・８％減の３０億６３００万円だった。
　当期はフィットネス機器「ワンダーコア」をオムニチャネルで展開。俳優の宇梶剛士さんをイメージキャラクターに起用したテレビＣＭが話題となったほか、テレビ通販以外の販売チャネルを強化した。
　昨年１２月末時点における「ワンダーコア」の国内累計販売台数（１３年５月～１４年１２月）は１００万台を突破したという。
　セラミックフライパン「セラフィット」の販売も好調だった。昨年７月から、テレビ通販およびＥＣサイトを中心に本格販売を開始。「ユニークなインフォマーシャル映像が話題」（ＰＲディヴィジョン）となり、受注に対して生産が追い付かなかったという。
　「セラフィット」の国内累計販売枚数は今年２月に１００万枚を突破。５月には同１５０万枚を上回っている。
　
（続きは「日本流通産業新聞」7月２日号で）