〈14年の商業統計速報〉 通販・訪販で8.3兆円/小売業全体の6.5%に

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経済産業省が6月30日に公表した「平成26年商業統計調査(速報値)」によると、14年における国内の通信販売・訪問販売事業者の販売額は合計8兆3066億円で、小売業全体に占める割合は6・5%だった。最新の日本標準産業分類に基づき経産省が商業統計を公表するのは初めて。
 訪問販売の市場規模は4兆3625億1100万円。通信販売の市場規模は3兆7637億3400万円だった。通販・訪販事業者による卸売りの販売額は約1399億円で、その他の販路は約600億円。
 商業統計は事業者に対するアンケートを基に作成しているため、回答していない事業者の販売額は含まれない。今回の調査で有効回答とされたのは104万6031事業所だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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