ジュピターショップチャンネル(本社東京都、篠原淳史社長)が6月30日に発表した15年3月期決算は、純利益が前期比4・0%増の145億900万円となり、過去最高益を更新した。売上高が前期比2・8%増えたことなどが寄与した。96年の創業以来、18期連続で増収を達成した。
売上高は1365億2500万円で、前期比37億7100万円の増収だった。当期は第1四半期こそ消費税増税の影響で苦戦したが第2四半期で取り戻し、「1年で最も大きな山となる第3四半期で結果を残した」(篠原社長)ことが、増収に影響したとしている。
商品ジャンル別の売上高構成比率は、「ジュエリー&ファッション」が40%、「コスメ&美容・健康」が29%、「ホーム&家電」が20%、「グルメ・その他」が11%だった。
売上総利益率は49・8%で前期比0・2ポイント悪化。売上高販管費率は33・5%となり同0・3ポイント悪化した。営業利益は同0・1%増の222億6300万円、経常利益は同1・1%増となる229億5700万円だった。
今期の業績予想は公表していないが、「増収増益を維持する」(同)と説明。引き続き、「商品力」「番組力」「オペレーション力」の強化に取り組むとともに、ライブ動画を取り入れた独自のECモデルを確立する。
ジュピターショップチャンネル 15年3月期/純利益は145億円/18期連続で増収を達成
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