小林製薬 15年3月期/通販売上100億円下回る/前期比16.5%減の89億円に

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 製薬メーカーの小林製薬はこのほど、15年3月期の通販売上高が前期比16・5%減の89億7700万円になったと発表した。消費増税による駆け込み需要の反動によりスキンケア製品の売り上げが低迷し、売上高が3年ぶりに100億円を割る形となった。
 通販売り上げに占める分野別の構成比は明らかにしていないが、スキンケア分野の通販売り上げは前期比で28・1%減になったという。サプリメント分野の通販売り上げも前期比で12・5%減になった。
 同社によると、「広告やダイレクトメールを中心とした販売促進により、新規顧客の開拓と既存顧客への購入促進に努めた。ただ、消費増税の影響をカバーしきれなかった。特にスキンケア製品が苦戦した」(IR)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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