満田工業/EC拡販狙い実店舗/初の路面店オープン

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 レザーハンドバッグのブランド「サロン・ド・アルファード」をECや実店舗で展開する満田工業(本社埼玉県、満田浩樹社長)は11月4日、広尾に同社初の路面店をオープンした。実店舗は「デジタルスタジオサロン」と位置付け、インスタライブやオンライン接客など、リアルとECの融合を強化していく方針だという。
 同社の実店舗は、9店舗目で初の路面店。既存8店舗は百貨店への出店だった。ECとの連動制を考慮した際に、制約の多い百貨店では施策が限られてしまうことから、今回の出店を決めたという。また実店舗に在庫の一部を抱えることで、土日の出荷にも対応できるようにした。土日の顧客対応も店舗で行うとしている。
 デジタルサロンの売り上げは、EC売り上げとして計上する考え。「今後は、本社のEC担当が現場の販売スタッフに教育することで、現場でもECの対応ができるようにしていく」(満田社長)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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