NEW LIFE MOBILE〈スマホ修理のFC加盟店を募集〉/格安SIMの販売で安定収益

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 格安SIMの販売など携帯電話関連事業を展開するNEW LIFE MOBILE(本社愛知県、森勇樹社長)は、iPhoneとゲーム機の修理を手掛けるフランチャイズ「スマホなおし太郎」の加盟店を募集している。
 「スマホなおし太郎」はiPhoneと任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」の画面や電池の交換、スマホのカメラなどの修理を担う。今年4月から加盟店募集を開始し、現在までに28店舗が加盟しており、早期に100店舗体制を目指す。
 生活必需品であるiPhoneを筆頭に、画面割れなど故障が多いことに着目した。画面が割れた状態で使う人も多い。メーカー修理は料金が高いことや納品までに7~10日かかるケースもあり、写真や電話帳などデータが削除される場合があるため、修理をちゅうちょする人も少なくない。森社長は「必需品だからこそ、使えない日があったり、データが削除される修理は億劫になる」と言う。同社のスマホなおし太郎は、安価かつ最短10分で修理することができ、データもそのまま維持できる。
 FCに加盟すると「格安SIM販売」ができる点も強み。大手キャリアの半額以下でスマホが使えるようになる格安SIMは、料金引き下げを要請している政府からも期待されている。格安SIMを販売することで、顧客が利用している期間は継的にオーナーに収入が入る。仮に、月50枚のSIMを販売すると、3年後には毎月50万円以上の継続収入が獲得でき、安定経営が可能になるという。
 修理技術は本社内で4日間の研修を経て習得できる。マニュアルを渡すだけで済ませずに、オーナーが専門家として運営できるよう丁寧に指導する。4日で習得できなかった場合も追加費用なしで延長できる。研修後は、名古屋市内の直営店で接客の研修も行う。
 さらに、集客面でもFC本部が支援し、東海エリアではテレビCMの放送を開始したほか、折込チラシなどの制作も担う。
 開業にあたっての資金は、加盟金やウェブサイトも含めイニシャルコストが68万円~、ロイヤルティーは月4万円。運営は1人でも可能だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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