ワタミ、販売対象世代を拡大/22年3月期末34万食に

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渡邉美樹会長兼グループCEO

渡邉美樹会長兼グループCEO

 ワタミは、弁当・総菜宅配事業「ワタミの宅食」のターゲットを子育て層や共働き世帯に広げる。これまではシニア層を主力としてきたが、より幅広い世代に利用してもらうための策を実行する。ボリュームを重視した戦略商品を投入したり、ミールキットの販売エリアを関東甲信越や東北に広げることで売り上げを伸ばす。19年10月に公表した販売食数の計画を上方修正。21年3月期は1日当たりの食数を当初の計画より2万食多い28万食に、22年3月期は同34万食に目標を引き上げた。
 10月5日に発売する新商品「まごころダブル」(1食・680円)は、主菜を肉と魚介の2種類にして、ボリューム感のある総菜に仕上げた。カロリーや品目数、塩分に配慮するほか、たんぱく質も確保できるよう設計し、シニア以外の顧客層に対応する。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月1日号で)

新商品の「まごころダブル」

新商品の「まごころダブル」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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