日本和装ホールディングス/中間期、前期比30%減に/少人数教室の展開を開始

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 日本和装ホールディングスの20年1―6月期(中間期)における連結売上高は、新型コロナウイルスの影響で着付け教室を休講し、展示会をはじめとしたイベントを中止したため、前年同期比30.6%減の18億3800万円、営業損失は3億4000万円になった。
 コロナ禍を受けて、「除菌・抗菌・消臭加工・丸洗い」無料サービスを1000人に実施。外出の自粛要請が緩和される中で、再びきものを安心して着てもらうことを目指し無料でサービスした。また、卒業生向けの着付け教室として、少人数クラスで、帯のスペシャリストの育成を目指した「帯のし」や「アレンジ術」を学べる集中レッスンを開催した。
 8月20~21日に、きものコンテスト&展示会「きものブリリアンツ」を帝国ホテル東京で開催。秋からは1クラス3人までと少人数の着付け教室を始める。年代別クラス(40代以下、50代以上)、働く女性のための時短クラス、ファミリークラス(ひと家族限定)、市内限定教室(市内在住のみを対象)など、受講者のニーズをより細かく分けることで満足度を高める。
 また、自宅に訪問して着付けを教える「エグゼクティブコース」を大都市圏を中心に企画する。8月下旬からインターネットや折り込みチラシ、フリーペーパーを中心に広告展開を行う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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