〈NTTマーケティングアクトなど4社〉「ONE CONTACTネットワーク」提供開始/複数センター運用時の適切なリソースマネジメントを実現

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 コンタクトセンター事業を行うNTTマーケティングアクト(本社大阪府、横山桂子社長、(電)06―6450―5460)などNTTグループ4社は7月16日、コンタクトセンターを軸としたBPO・BPR・CX革新に関する、NTTグループの統一ビジネスブランド「ONE CONTACT(ワンコンタクト)」の展開の第1弾として、コンタクトセンター運用の共通基盤「ONE CONTACT Network(ネットワーク)」の提供を開始すると発表した。同共通基盤では、各ロケーションを一元的に管理し、複数センター運用における適切なリソースマネジメントを実現する。
 共通基盤の提供を開始するのは、NTTマーケティングアクト、NTTネオメイト、NTTデータ・スマートソーシング、NTTネクシアの4社。
 コロナの影響で、在宅シフトが進む中、柔軟なコンタクトセンター運用と、ニューノーマルな顧客接点強化モデルの実現に向けて、同サービスの提供を開始するという。
 同社では、共通基盤の特徴として(1)真のロケーションフリーを実現するクラウド型基盤システム(2)現場視点で業務を支援するリモートマネジメント(3)セキュアなネットワーク環境と安心なサポート体制(4)AI高度化サービスの対応─の4点を挙げる。
 (1)では、センター間・拠点間をまたいだジョブ連携機能により、在宅オペレーターを含む、ロケーションフリーなセンター運営を実現する。(2)では、マザーセンターでのリアルタイム管理により、状況に合わせたリソース配分の調整を可能にしている。
 今後は、API基盤を活用した他社ソリューションとの機能連携を可能にし、オムニチャネルでの顧客サポートをさらに充実させるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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