らでぃっしゅぼーや/軽トラで自社配送を開始/通販の配送代行も視野に

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らでぃっしゅぼーや(本社東京都、国枝俊成社長)は3月から、東京・江東区で軽トラックを使用した配送を試験的に始めた。駐車スペースの確保が比較的容易なことや、高い運転技術を必要としないため、女性の配送員を確保しやすくすることが狙い。まずは同区内の宅配会員約1000世帯に配送する。同区は、湾岸地区を中心に、高層マンションの増加で子育て層の人口が急増しており、配送件数拡大を目指す。
 都内は、駐車禁止の規制が厳しく、宅配業者では2人配送を行うなど業界全体の課題となっている。らでぃっしゅぼーやでも、2トントラックを駐車するスペースは限られており、軽トラックに切り替えることで、配送効率の向上が急務だった。
 3月に行った配送では、駐車禁止の警告は1件も受けておらず、成果につなげている。
 今後は、通販企業に対して、配送エリアを限定して配送代行をすることを視野に入れる。協業することで、配送効率を改善していく方針だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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