大幸薬品 19年4―12月期/営業益が68%増/EC向け供給が拡大

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 大幸薬品が2月10日に発表した19年4―12月期(第3四半期)連結業績によると、営業利益は前年同期比68.8%増の32億300万円だった。空間に浮遊するウイルスや菌を除去する「クレベリン」シリーズを扱う感染管理事業が国内外ともに大幅な増収となったためだ。
 国内BtoB事業者向けの「クレベリン」シリーズ卸販売は、そのほとんどをEC事業者向け商品供給が占めている。感染管理事業による19年4―12月期の国内業務用売上高は、前年同期比48.1%増の10億7200万円だった。
 第3四半期累計の連結売上高は、同40.4%増の100億9200万円、経常利益は同69.8%増の30億6700万円、四半期純利益は同65.3%増の21億2600万円だった。
 マーケティング強化やインフルエンザの流行により、感染管理事業の業績は、売上高が同89.4%増の60億7600万円、営業利益が同146.9%増の25億5900万円となった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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