健繊/若年層向けに販促実施/保温力に優れた肌着発売

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着用する衣類に合わせて肌着の暖かさを選べるよう、6種類の商品ラインナップを用意

着用する衣類に合わせて肌着の暖かさを選べるよう、6種類の商品ラインナップを用意

 カタログをメインに通販事業を手掛けるトラストアンドカンパニー(本社東京都、吉木伸彦社長)のグループ会社で、肌着の製造・販売を手掛ける健繊(同、同)は12月2日、アンダーウエア「HIDAMARI(R)UNDER(ひだまりアンダー)」を発売した。ウエスト部分にゴムを使用していないため締め付け感がなく、保温力に優れている。着用する衣類に合わせて肌着の暖かさを選べるよう、6種類の商品ラインアップを用意した。
 健繊が販売する「ひだまり肌着」シリーズは、40年以上販売を続けてきた看板商品。50代以上のシニア世代が購入者の大半を占める。
 「紳士ボクサーパンツ」と「婦人ショーツ」を用意した。暖かさの段階を選べるよう6商品を展開する。使用する生地は三重構造で、保温力、汗に蒸れにくい透湿性、速乾性が特徴。価格は3600円(税別)~5200円(同)で、商品によって異なる。
 今後は20代後半以降も新規顧客として取り込む。新規顧客の拡充に向け、「ひだまり肌着」のロゴを刷新。「ひだまりアンダー」の特設ホームページ(HP)も開設した。
 「直近だと若年層に向けて、インスタグラムなどのSNSの更新を強化している。若年層のユーザーからは、祖父母や父母が着用しており自分も着るようになったという声をいただいている」(経営企画室・三由紗哉加氏)と言う。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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