サイカ/オイシックスが導入/広告分析ツールで最適化

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 サイカ(本社東京都、平尾喜昭代表取締役CEO)はこのほど、広告分析ツール「XICA magellan(マゼラン)」が、オイシックス・ラ・大地に導入されたと発表した。
 オイシックス・ラ・大地は、主力ブランド「Oisix(オイシックス)」の会員数を20万人から50万人に拡大することを事業目標にしている。現在は、従来のターゲット層に絞った新規会員の獲得施策に加えて、19年3月にテレビCMの放映を開始するなど、ブランド認知拡大を目的とする広告施策にも注力している。テレビCMなどマス広告を含むプロモーション全体の効果の可視化、広告投資配分の最適化の解決を目的にマゼランを導入するに至った。
 オイシックス・ラ・大地のEC事業本部・西井敏恭氏は、「ラストクリックの効果だけでなく、マス広告や動画広告を含めてPDCAを回し、トータルでCPAが合えば良いと考えている。そこへ、多角的な視点として統計のアプローチも交えていけると思う。デジタルマーケティングが登場する以前は、広告効果が十分に可視化されず、感覚的にしかアロケーションできなかった。しかし、このブラックボックスの状態を明らかにし、正しいマーケティング投資ができれば、企業は伸びると思っている」と話した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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