水宅配を手掛けるプレミアムウォーターの親会社のプレミアムウォーターホールディングス(HD)の19年3月期の売上高は、前期比36.1%増の377億3200万円だった。19年3月度のウォーターサーバーの契約顧客数が前年同月比で15万件増となるなど、新規顧客の拡大が大幅な売り上げ増加の要因だとしている。同社では、催事販売を担当する営業マンを積極採用しており、さらなる新規契約の獲得を進めるとしている。
同社の19年3月期の営業利益は、7億1500万円となり、3期ぶりの黒字となった。同社の萩尾陽平社長は、「過去2年は当初の計画通り赤字となっていたが、宅配水の契約顧客数が堅調に伸びていることから、黒字化の計画を立て、実行した」と話す。
同社では、宅配水の契約獲得のため、全国の家電量販店などで催事販売を行っており、約1000人の営業マンが活動している。さらなる新規顧客獲得のため、19年3月期は50~60人の新卒の営業マンを採用したという。同社では、顧客獲得のための投資は人件費や採用に集中的に行い、テレビCMなどは行わない方針を採用しており、今後も継続するとしている。
(続きは、「日本流通産業経済新聞」5月16日号で)
プレミアムウォーターホールディングス 19年3月期/売上高36%増の377億円/営業マンの採用積極化し契約拡大
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