食品やワインを製造・販売するサンクゼール(本社長野県、久世良太社長)は1月13日、米国向けのECサイト「KUZE FUKU&SONS online(クゼフクアンドサンズオンライン)」をオープンした。運営は米国の子会社が行う。米国ECサイトの3年後の売上高目標は1億円としている。健康志向の現地消費者をターゲットとしている。
同社人気商品の「飲む酢」シリーズや「風味豊かな万能だし」シリーズを中心に、25商品を販売する。
米国のECサイトは、同社の子会社St.Cousair;INC.(サンクゼールインク、本社米国オレゴン州、久世直樹社長)が運営する。約2年前に設置した米国子会社はこれまで、オレゴン州など西海岸を中心とした5店舗のスーパーマーケットに「飲む酢」などを卸販売してきた。健康志向の現地消費者に、高品質なサンクゼールの商品が人気だという。
ECサイトのオープンを機に、米国全土への販路拡大を目指す。商品ラインアップを今後拡充し、1年後には100商品以上の展開を目指すという。
サンクゼール/米国ECサイトオープン/健康志向の現地顧客獲得へ
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