幹細胞化粧品を販売するスイスセルラボ・ジャパン(本社東京都、たかの友梨会長)の18年9月期の通販売上高は前期比21%増の58億円だった。主力のオールインワンジェルが好調だったことに加えて、18年7月に発売した美容液ファンデーションがショップチャンネルで売り上げを伸ばした。19年は引き続きテレビ通販に注力し、通販売上高90億円を目指すとしている。
同社のショップチャンネル経由での売上高は、前期比40%増の28億円だった。テレビのインフォマーシャルや新聞広告経由の売り上げは20億円だった。
ジュエリー成分配合の美容液ファンデーション「ジュエリーパクト」は、ショップチャンネルの番組内で、1時間で2万個以上を販売したこともあるという。18年12月2日からは、地方のテレビ局で、たかの友梨会長が登場する、同商品の29分のインフォマーシャルの放送を開始した。同商品は、「たかの友梨ビューティクリニック」のサロンとショップチャンネルで販売するタイプと、それ以外のチャンネルで販売するタイプで、処方を変え、差別化しているという。
19年は、主力の植物幹細胞配合の化粧品「エステファクト オールインワンジェル10EX」から、リフトジェルの販売を開始することを予定している。2月中旬からインフォマーシャルの展開を開始する予定だという。
スイスセルラボ・ジャパン/18年9月期通販売上高21%増の58億円/来期売上高90億円目指す
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