アイスタイル 18年7―9月期/売上高は77億円/人材強化で営業利益は半減

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 アイスタイルが11月2日に発表した18年7―9月期(第1四半期)における売上高は、前年同期比16,4%増の77億2200万円だった。ECと店舗販売で構成する小売事業と、海外事業が増収をけん引した。営業利益は同50,1%減の3億400万円の半減だった。人材強化を目的に、店舗スタッフの給与水準を引き上げたため人材関連費用が増加した。
 経常利益は同49,7%減の3億1800万円、四半期純利益は同45,0%減の1億8300万円だった。
 小売事業の売上高は、同22,2%増の33億6100万円、そのうち、国内ECの売上高は同37,5%増の6億1900万円だった。海外事業の売上高は同34,6%増の22億3600万円。6月、香港にオープンした実店舗が増収に寄与した。
 広告サービスを含むメディア事業の売上高は、18億2800万円と同3,8%増にとどまった。法人向けに提供するデータ活用サービス「ブランドオフィシャル」にリソースを割いたため、売り上げは微増となった。
 アイスタイルは11月からテレビCMなどを活用し、ECセールの大規模プロモーションを実施する計画だ。EC売上高の増加と、提供サービス全体の強化を図る。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ