〈JC・OEMセミナー〉 「アットコスメ」取締役らを講師に/化粧品OEM経営者ら200人が参加

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アイスタイル・山田メユミ取締役

 日本化粧品受託製造業(JC・OEM)は10月24日、コスメ情報サイト「アットコスメ」を展開するアイスタイルの山田メユミ取締役らを講師に招き、24回目となる「JC・OEMセミナー」を開催した。化粧品OEM企業の経営者ら約200人が参加した。
 山田氏は講演で、化粧品の最新トレンドを、生活者視点から解説した。
 「モノ消費からコト消費」「体験型消費」といった消費スタイルの大きな変化の中で、以前の「コスパ至上主義」から「さまざまな要素がミックスした情緒的・感性的評価」へと消費者心理がシフトしていることを説明。「『コト』や『体験』の先にある、特別な『モノ』であることが支持を集める」との見方を示した。17年の変化として「全国総『SNS映え』ブーム」があった」とも説明した。
 18年は「対面カウンセリングへのニーズが再び高まっていく」と予測していたと説明。「こだわりと無関心が二極化していく中、実験し考えるしかない時代になってきている」と締めくくった。
 同会では、資生堂の開発者として長年にわたって活躍した河田清氏も「化粧品製品化における開発及びトラブルの事例とそのポイント」をテーマに講演。実際に体験したさまざまなトラブル事例を紹介しつつ「製品開発には、いろいろな見地から日々何かヒントがないか考える習慣が大切」「製品化研究においては中身処方と容器材質との組み合わせに注意することが肝心」といったポイントを教授。実践的な内容に、聴衆の多くが熱心に耳を傾けていた。
 セミナーに先立っては、定時総会を開催、日本コルマー(本社大阪府)や東洋ビューティ(本社大阪府)ら幹事9社を承認。代表幹事を務める東陽化成(本社東京都)の坂東義治会長があいさつし、化粧品OEM業界の成長ぶりなどを説明した。

代表幹事の東陽化成・坂東義治会長

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