ヒラキ 18年4―9月期/通販売上は43億円/受注件数減少で5,1%減

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 ヒラキが11月7日に発表した18年4―9月期(中間期)の連結決算によると、通信販売事業の売上高は前年同期比5,1%減の42億9300万円だった。新商品の伸び悩みが受注件数に影響。総受注件数は前年を下回り減収となった。
 今期はLINEショッピングの開始、LINEとWEB会員との連携強化など、新規顧客の獲得と既存顧客のリピート率向上に取り組んだ。過半を占めるWEB受注の強化を図るためだ。
 受注のけん引役となる販促商品は、軽量スポーツスニーカーシリーズが、発売以来累計80万足を超えるヒット商品となった。しかし、新商品の伸び悩みが受注件数減少に影響した。
 通信販売事業のセグメント利益は、同2,5%増となる5億9500万円だった。粗利益管理の徹底で売上総利益率が改善。広告宣伝費もWEBシフトによるカタログ経費の効率的削減で、減収および物流費の増加を補ったとしている。
 全社的な中間連結決算は、売上高が同3,8%減の85億8200万円、営業利益は同2,9%増の5億2900万円、経常利益は同2,0%増の5億1600万円、四半期純利益は同3,0%増となる3億5000万円となっている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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