アクアクララ/ネスレと提携/水とコーヒーの一体型サーバー展開

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一体型マシンについて発表するネスレ日本の高岡浩三社長(写真左)とアクアクララの赤津裕次郎社長(同右)

一体型マシンについて発表するネスレ日本の高岡浩三社長(写真左)とアクアクララの赤津裕次郎社長(同右)

 水宅配事業を手掛けるアクアクララ(本社東京都、赤津裕次郎社長)は10月17日、ネスレ日本(本社兵庫県)と業務提携することを発表した。11月1日から、ネスレのコーヒーマシンと、アクアクララのウォーターサーバーの機能を一体にした新しいサーバーの提供も開始する。20年3月期中に5万台の提供を目指すとしている。
 一体型マシンは、ネスレのコーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」「ネスカフェ ドルチェグスト」の2種類と、アクアクララの「AQUA WITH(アクアウィズ)」の機能を一体化した。マシン一台で、温水、冷水、コーヒー、紅茶、抹茶などを作ることができる。コーヒー・紅茶には、アクアクララのウォーターボトルの水を使用する。
 一体型マシンは、日本ネスレとアクアクララの両方の販売網で展開する。すでにネスレのコーヒーマシンやアクアクララのウォーターサーバーを導入している、一般家庭とオフィスの両方の既存顧客向けに提案していくという。
 家事代行サービスを提供するベアーズ(本社東京都)とも提携し、共働き世代の多い一般家庭に対して、新規の提案も行っていくとしている。ネスレの顧客とアクアクララの既存顧客の双方について、相互送客を図るとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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