〈ディー・エヌ・エー 住友商事〉 合弁会社を設立/健康保険組合向けのサービス

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 ディー・エヌ・エー(DeNA)は住友商事と3月に合弁会社を設立し、4月から健康保険組合向けの新サービスを提供する。DeNAが取り組むヘルスケア事業の一環。一人一人に最適な健康に関する情報をウェブで提供する。将来的に1000万人以上の利用者獲得を目指す。
 合弁会社の名称は「株式会社DeSCヘルスケア」。代表取締役社長にはDeNAのヘルスケア事業部長と、遺伝子検査サービスを手掛ける子会社、DeNAライフサイエンスの社長を務める大井潤氏が兼任する。
 出資比率はDeNAが51%、住友商事が49%となる。
 新サービス名は「KenCom(ケンコム)」。利用者が健康診断情報を時系列で閲覧できる仕組みや、健康関連のコラムやニュースを各利用者に合わせて提供していく。
 DeNAは14年4月にDeNAライフサイエンスを設立。8月から遺伝子検査サービスを開始し、ヘルスケア事業に進出している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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