三越伊勢丹ホールディングス(HD)はこのほど、カタログ通販事業から撤退することを明らかにした。19年3月末までに事業を終了する。通販事業子会社の三越伊勢丹通信販売は、顧客からの問い合わせ窓口として一定期間は存続させる予定。日本郵便グループとの合弁でJP三越マーチャンダイジング(JPMM)を設立し、カタログ通販事業のてこ入れを図ったが、収益を改善できなかった。
すでに顧客向けにはサービス停止について案内し始めている。今後、新規のカタログは発行せず、カタログと連動したECサイトも併せて、19年3月までに注文受け付けを終了する。
事業終了後、JPMMの存続については未定だという。三越伊勢丹通信販売は顧客からの問い合わせ窓口として残すが、将来的には清算する見込み。
(続きは、「日本流通産業新聞」6月28日号で)
三越伊勢丹ホールディングス/カタログ通販から撤退/通販子会社はしばらく存続
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