一蔵/はれのひの被害者を支援/写真撮影代など半額で対応

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 一蔵は今年、1月の成人式を目前に事業停止し、社会問題になった「はれのひ」の被害者支援を目的に、成人式振袖の選品会を4月に開催する。横浜、八王子、柏、福岡など全国5会場で成人式向けの振袖を1000セット用意。希望の商品を選んで利用できる「選品会」を開催する。5会場で170人ほどから問い合せを受けている。
 同社は騒動の起こった当日、被害に遭った新成人19人の支援を実施した。その後も各店舗で被害者支援に取り組んでおり、衣装レンタルやその他サービスの支援を継続している。
 支援内容は2種類。18年に成人式を迎えた人は、写真撮影(後撮り)を半額にする。
 19年および20年に成人式を迎えた人には、成人式当日の振袖レンタル・着付け&ヘアメイク(通常価格15万円)を無料で提供するほか、写真撮影を半額にする。
 2月には、被害者支援を目的に「卒業式袴の選品会」を開催した。各店舗がSNSを活用することで情報を拡散して、認知を高めたい考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ