化粧品通販企業のJIMOS(本社東京都、小林貴之社長)を傘下に持つナックの17年4―9月期(中間期)における通販事業の売上高は、前年同期比1.6%減の49億4300万円となった。営業赤字は2億9100万円(前年同期は4億8100万円の赤字)となり、赤字幅が縮小した。
JIMOS単体の売上高は、同7.8%減の46億3200万円だった。ナックによると「新規獲得は進んだものの、既存顧客からの注文が伸び悩んだ」(IR)としている。
損益面では、広告宣伝費と販売促進費の適正化に取り組んだことにより、赤字幅が縮小したとしている。
ナックの通販事業の売上高は、JIMOSと、健康食品の連鎖販売取引を展開するベルエアー(本社東京都、松代光社長)の実績で構成している。
ナック17年4―9月期/通販事業は微増/JIMOSは減収
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