ヤクルト本社中間期/乳製品訪販は2期連続で本数増/YL数の減少幅が縮小

 ヤクルト本社は11月10日、17年4―9月期(中間期)連結業績を発表、テレビCMを中心としたプロモーションや、エビデンスを活用した価値訴求が奏功し、乳製品と化粧品の合計売り上げが前年同期比4.2%増になった。連結は、アジアを中心とした海外事業が好調で増収増益決算だった。
 ヤクルトレディ(YL)による乳製品の訪販は、17年3月末時点と比べYL数は122人減少したが、研修強化により販売本数は0.1%増と横ばいで推移した。訪販専用商品「ヤクルト400類」の販売数量は前期比3.2%増。前年同期に引き続き、YLによる訪販は2期連続で本数が増えた。
 化粧品事業は、四半期ごとにテーマを決め、重点商品を設定して新規開拓を進めた。「リベシィホワイト」「ラクトデュウSEローション」を第2四半期の重点商品に位置付け、「美白」「保湿」をテーマに販促活動を展開した。
 化粧品を販売する「ヤクルトビューティ(YB)」は100人減の5200人だったが、売上高は同5.4%増の34億7600万円になった。
 下期は17年10月から、ネットで注文すると、YLが宅配する仕組みを首都圏で導入。既存の訪問販売では接点を持つことができない顧客の獲得を目指す。
 中野健宅配営業部長は訪販チャネルの増収について「YL一人一人のスキルアップによるものだ。ここ数年でみればYL数の減少幅は小さくなっている。処遇改善や労働環境の改善によって、退職する人が減っている」と話した。

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