シロアリ防除施工を手掛けるアサンテは11月7日、シロアリ被害の認知拡大を目的としたセミナーを開催、関係者ら約30人が参加した。「シロアリ探知犬」のトレーニングも披露した。一般から探知犬の訪問要請を受けることが増えていることなども報告した。
セミナーは、東京・新宿にある同社本社で開催、同社の新入社員やメディアなどが参加した。
セミナーでは、シロアリ研究者である京都大学生存圏研究所の吉村剛教授が登壇。シロアリの生態について解説を行った。「シロアリ被害の収束には、自治体を巻き込んでいく必要がある」などと訴えた。
アサンテの研究開発室からは、シロアリ・トコジラミをにおいで見つけ出す「シロアリ探知犬」の活動報告も行われた。探知犬はこれまで、農協の収穫祭に参加するなどのPR活動が中心だったが、一般家屋の調査も増えているという。同社ホームページでも探知犬の訪問要請を受け付けており、これまで270軒の一般家屋を調査した。探知犬「キラ」もセミナーに参加し、トレーニングの実演を行った。
アサンテ/シロアリのセミナー開催/「探知犬」の実演も披露
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