クラフトビールのECサイト「よなよなの里」を運営するヤッホーブルーイング(本社長野県、井手直行社長)は10月7日、東京・新宮外苑軟式球場でファンイベント「超宴(ちょううたげ)」を開催した。同社のビールファンら約4000人がビールを楽しんだ。
同社では、「店頭販売」「飲食事業」「リアルイベント」「ネット通販」の四つを総合的にみて販売戦略を立てているという。「商品の購買は、どのチャネルからでも構わない。多くの販売チャネルのサイクルをうまく回し、顧客を囲い込みたい」(井手社長)と話す。「超宴」も同社の事業戦略の要の一つであり、同社としてはイベント開催と、顧客満足度の向上につなげたい考えだ。
今回の「超宴」について同社では、「来場者の約半数が、当社のビールを飲んだり買ったりしたことがない人だった。友達の誘いなどから来場してくれているようだ」(広報)としており、〝新規を獲得する〟という狙いにも一定の成果が出ているようだ。
イベントでは、同社のビールがふるまわれた。ビール製造方法などを学ぶ「よなよなエール大学」や、ミュージシャンらによるステージパフォーマンスなども催された。
ヤッホーブルーイング/「超宴」に4000人/神宮外苑軟式球場でファンイベント
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