【訪販実施企業 2016年度 売上高ランキング】実質成長率0.8%増/245社の合計売上高1兆6609置く5200万円に

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 日本流通産業新聞はこのほど、訪問販売を実施している企業を対象に売上高を調査した。ランキング化した245社の合計売上高は1兆6609億5200万円。前年調査と比較可能な94社の実質成長率は前年比0.8%増だった。17年1月に実施した前回調査から一転、プラス成長となった。

■15社が減収に

 売上高が100億円を超える上位39社の合計売上高は1兆1338億500万円で、前回調査よりも0.3%ポイント減だった。
 40社のうち増収企業は9社(前年調査は14社)、減収だった企業は15社(前年調査は9社)となった。2桁以上の増収を達成した企業はなく、3社が2桁減収となった。
 ランキングの1位はポーラだった。ポーラの16年12月期における売上高は前期比6.2%増の1161億2600万円となった。高級美容液シリーズや、新たなスキンケアブランドを投入するなど、積極的な新製品発売を行い増収につなげた。顧客一人当たりの年間購入単価は前期比で6.2%増えたという。
 2位のダスキンの17年3月期の売上高は、前期比0.3%増の1105億3700万円だった。「イベント用品、介護用品、ユニフォーム関連事業や化粧品関連事業が好調だった」としている。
 ランキング動向を商材別にみると、リフォーム関連企業の増収が目立つ結果となった。ELJソーラーコーポレーションや、新エネルギー計画、日本エコでんき、ニッシンホームテックらは前期比で2割超の増収を達成している。そのほか、ネットワークビジネス企業の躍進が目立った。
 一方で、呉服販売、下着、食品宅配の減収が目立った。

(続きは、「日本流通産業新聞」8月10日・17日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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